夏場のドロドロメイク対策 その1

ワダです。

GWに突入しましたね!みなさんいかがお過ごしでしょうか~。ちょっと間が開いてしまいました…

さて、そろそろ気温もグッと上がってきて、まもなく湿度も気になる季節になってきますよね。そんなわけで、今日は頂いたお題の ” 夏場のドロドロメイク対策 ” 行ってみたいと思います!なんだか長くなりそうなので、記事をふたつに分けたいと思います。

※ 中には「特に何もしていないけど、肌のバランスは完璧だし化粧崩れもあんまりしない」というチート性能を持った人や、または「スキンケアはニベアだけだけど、わりと調子いいし化粧崩れもしなくなった」という方もいるかもしれません。それはそれですでに自分にとってベストの方法を知っている、つまり常勝の選ばれし勇者なので、そういう方には今日のブログは向いていないかもしれないです。今回はそうでない、悩みのある方向けの記事です。それでは早速行ってみましょう。

そもそも、なんでメイクがドロドロになるかというと、ご存じの方も多いと思いますが

  • 乾燥
  • 皮脂

この3点ですね。

どうすればいいかは非常に簡単な答えで、

  • 乾燥させない
  • 皮脂をコントロールする
  • 汗はこまめに拭く

ということですね。答えは「魔王を倒せば世界は救われる」というくらい簡単です。

でもこの戦いは練りに練ったパーティーでがっちり対抗策を決めていかないと100パー返り討ちに合うボス戦です。そしてこの対抗策の厄介なところは肌タイプの違いによってそれぞれ変わってくるところです。攻略法が一つではないってことですね。ただ、化粧崩れの原因と、大筋の方法は大体同じです。まずは自分がどのタイプに当てはまるのか、または合わせ技なのか、という見極めがとても大事です。

実際の攻略法を立てましょう

この中で一番対抗しやすいのは「汗をこまめに拭く」ことですね。わたしは自他ともに認める ” 顔面に汗をかく部類の人間 ” ですが、タイミングを見てこつこつ拭きます。ごしごし擦らず、長く肌に乗せずがポイントです。ガーゼタイプのハンカチかハンドタオルで肌に触れるか触れないかのところに乗せます。そうすると周辺の汗はそちらに吸い寄せられますから、肌表面の水分は十分に取れます。

戦いは夜から始まっている

次に皮脂のコントロールと乾燥について。前日の夜のケアからすでに翌日のメイクは始まっています。肌のコンディションが整っていなければ襲い来る様々なメイク崩れの要因に対応できません。食料が米一粒しかないのに籠城するような負け戦を踏むことになります。怖い。

さて、皮脂の過剰分泌の大きな原因は二つあります。

一つは肌タイプがオイリーの場合。生まれつき皮脂が過剰に分泌されるタイプの人です。

ふたつ目の原因は「乾燥」です。つまりこの皮脂と乾燥という原因は、めちゃめちゃ繋がっている場合が多いです。

ただ、オイリー肌の人、乾燥肌の人、どちらにも共通して必要な装備があります。それは水分補給です。オイリー肌の人は皮脂分泌が過剰な人のことを言いますが、過剰なのは油分であって水分じゃないんですね。オイリー肌だと思っている人が実は水分不足(保湿不足)からくる皮脂の過剰分泌で「自分はオイリーだ」と思い込んでいる場合もあります。このタイプの方、本当にびっくりするほど多いです。自分がオイリーなのか保湿不足からくる皮脂分泌過剰なのか間違えると、そもそも根底が間違っていることになるので効果的な対抗策は取れません。戦士がサーファーの装備で戦いに臨むようなものです。絶対に負けます。

自分がインナードライ(内部の乾燥が進んでいるため、表面の皮脂が過剰になっている)タイプかどうかは肌のもちもち感でわかる場合が多いように思います。テカっているのに肌のもちもち感はない、という方はインナードライの可能性がとても高いです。保湿をするとテカリもそのまま改善する場合も少なくありません。

そんなわけで、まずは水分を十分に肌に供給しましょう。

自分にあった化粧水をしっかり使って水分を補給し、ハンドプッシュでしっかりと肌に入れ込みます。ちなみにわたし(混合肌)はアルガンオイルを併用します。乾燥しがちな部位にまずアルガンオイルを塗布し軽くマッサージ、その後化粧水です。量はケチらずたっぷり使います。美容成分がたくさん入っている化粧水を使っても、量が足りていなければ意味がありませんから、たっぷり使える化粧水を用意してください(そういう意味でも自分にあった化粧水を見つけることはとても大事です)。その後乳液を同じく乾燥しがちな部分に塗布し、そこから周りに伸ばしていきます。

しっかりと水分補給と保湿をしたら前哨戦は終了です。おやすみなさい。

本戦

完全にいくさの感じになってきていますが、わたしがそういう気持ちでメイク崩れに対応しているので仕方ないです。ご理解ください気持ち的には法螺貝が鳴っています。

さて、朝の洗顔から。

肌タイプによって朝の洗顔は変わります。基本的に10代であるとか生粋のオイリー肌であるとか、そういう皮脂の過剰分泌が起こる要因がなければ、夜しっかり汚れを落としてスキンケアをしている場合、洗顔料を使って皮脂を落とし切ることはお勧めしません。何度も言いますが大事なのはコントロールであって、皮脂を取り去ることではないんです。皮脂は取りすぎると肌のバリア機能として余分に分泌されます。なので、朝は表面についたダストを取るくらいの感じでいいと思います。オイリー肌の方は洗顔する際、なるべくきめ細かい泡を立てて洗顔してください。そして、しっかりと洗い流します。

朝も水分補給と保湿はマストです。裸でいくさには出られません。何しろ乾燥すると顔色はくすむわ、毛穴は開くわ、皮脂崩れはするわで全くいいことがありません。百戦したら百敗します。つまり戦わずして負けるということです。まずはいくさの土俵に上がりましょう。スキンケアが終わったら、日焼け止めを塗布。ここからはメイクプロダクトでどこまで対抗できるかです。

その2に続く